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メカ作成
2010年2月の大会では、参戦したライントレーサの中に、ほぼ完走する
マシンがありました。
これを見たとき、2011年の大会では完走に加えて、タイムが問題になる
と考え、ラジコンをベースにした、シャーシを作りました。
ベースに、基板と電池を入れたタッパーを載せます。
実際に走らせる場合は、タッパーの蓋をあけます。
タッパーの中には、基板と電池があるだけなので、発熱による暴走を
考えなくてもよいのですが、ケーブルを引き込むのが面倒なので、
走行時に、蓋をあけます。
バンパー部分にカメラを装着し、ケーブルを基板に接続します。
メカの高さは、130mmでMCRのレギュレーションである、150mmを
下回っています。
横幅は180mmで、MCRのレギュレーションである300mmを下回ります。
全長と重量のレギュレーションはありませんが、A4の紙にすっぽりと
収まる面積になっています。
重量は、電池を含んでも、400g以内に収まりました。
走行系
使ったラジコンのメカは、前輪が操舵、後輪が前進・後退ができる
仕様でした。
前輪、後輪ともに2本の線があるだけで、Hブリッジによる制御が
必要になりました。
手元に、HブリッジICの中をエミュレートする目的で自作した
ボードがあったので、流用することにします。
Hブリッジボードの詳細は、次の章で説明します。
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