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Hブリッジボード

 Hブリッジは、DCモータを単電源で正転、逆転させるための回路と
 いうのは、よく知られています。

 一方向にだけ回転させるならば、パワートランジスタ、パワーMOSFET
 を1個用意するだけですが、Hブリッジの場合には、合計4個の素子
 を使います。

 専門学校の講師をしていた頃、市販されているHブリッジICのブロック図
 を見て、設計しました。

 手持ちのパワートランジスタと小信号トランジスタを使いましたが、今なら
 パワートランジスタではなく、パワーMOSFETを利用するでしょう。

 Hブリッジ回路の動作は、単純で次の図のように、電流を左上→右下か
 右上→左下と流すだけです。



 4個のトランジスタは、スイッチとして利用しています。

 この回路のままでは、モータに接続すると、トランジスタが破損します。
 また、4本の信号線が必要になるので、2本に減らします。

 実際に利用する回路は、下記です。



 この回路の特徴を列挙します。

 実際の回路は、以下としました。



 部品点数を減らすために、フォトカプラは4回路入りを利用しています。
 全体で4個のHブリッジを用意しました。


 Hブリッジの制御信号を、パルスにするとモータの回転速度を可変にできます。



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