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ネットワークテスト環境

 マルチプロセッサでボードを構成した場合、各種の測定器を接続して
 テストします。

 今回は、なるべく測定器を接続しないでテストしようと考えました。

 メインで利用しているパーソナルコンピュータは、USBとネットワーク
 コネクタがついているノートタイプです。
 ノートタイプなのでレガシーポートがありません。USB/シリアル変換器と
 LANケーブル接続のHUBで、テスト環境を構築しました。

 利用しているマイコンには、すべてシリアルインタフェースがあるので
 シリアルをTCP/IPに変換して、HUBに接続します。シリアルをTCP/IPに
 変換するために、Xportを利用します。



 利用しているマイコンには、すべてシリアルインタフェースがあるので
 シリアルをTCP/IPに変換して、HUBに接続します。シリアルをTCP/IPに
 変換するために、Xportを利用します。



 マイコン間に信号のやり取りがあったとき、確実に送受信できているかは
 シリアルで確認します。USB/シリアル変換器が2つあれば、それでもよい
 のですが、HUBを利用すると、離れた場所にあるマイコンをテストできます。

 HUBは、今となっては低速になる10Mbpsを利用しました。
 シリアルインタフェースは、この環境で最高115200bpsなので
 10Mbpsで充分です。


IPアドレス割当て

 TCP/IPを利用するためには、インタフェース用のIPアドレスを設定して  おかなければなりません。  パーソナルコンピュータのIPアドレスは、以下です。
  1. VesaPro(WindowsXP) 192.168.1.2
  2. ThinkPad(WindowsXP) 192.168.1.3
  3. Let's Note(Windows98) 192.168.1.4
 SilentSystemボードとXportのIPアドレスは、以下としました。
  1. SilentSystemボード 192.168.1.10
  2. Xport 192.168.1.11
SilentSystemボードは、CQ出版のInterface誌の付録で入手したものを  シリアルからTCP/IPの変換に利用しました。  カメラをネットワークから制御するために、SilentSystemボードを  使います。
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