wrobotは、大阪電気通信大学で開催しているMCR-VC(Micom Car Rally Visual Class) のために設計、開発した複眼のロボットカーです。 ルネサステクノロジー社が後援しているMCRの新しい分野である画像処理部門 に向けて開発しました。 wrobotのwは、映画のWally/Eに車体が似ていることから、命名しました。 また複眼という意味のdoubleからとったwでもあります。 2009年2月の大会に向けて作成していましたが、実走行はさせずにデモだけに とどめました。 wrobotは、MCRの新分野であることから、勝つためではなく、新しいことへの Challengeをコンセプトにして設計、開発しました。 自分にとっては、VCはVisual Challengeです。 H8というマイクロコンピュータと自前のデジタル回路を封入できるCPLDの コラボレーションでシステムを構成しています。 これから、順を追ってwrobotのハードウエアとファームウエアを説明します。