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ボタン処理

 
　ボタンは、３種あります。

　各々のボタンで実現する処理を説明します。




Load

　Loadボタンのクリックで実現したい内容は、以下です。

　実現すべき内容が確定すれば、より小さいレベル処理に
　分けていきます。

　テキストファイルからデータを入力するためには
　オープンファイルダイアログボックスを使い、
　ディレクトリとファイル名を含んだパス名を指定。

　パス名を指定できた時点で、StreamReaderでテキストファイル
　全輝度情報を文字列として入力します。

　１ラインごとの輝度情報から、ピクセルの色情報を決定します。
　赤、青、緑の３成分値をすべて同じにすると、モノクロの画像
　（２５６階調）を生成できます。

　まとめると、次のコードになります。

  private void btnLoad_Click(object sender, EventArgs e)
  {
    string sline;
    string stmp;
    int tmp;
    int x, y;

    if (openFileDlg.ShowDialog() == DialogResult.OK)
    {
      // get file name
      gFName = openFileDlg.FileName;
      // get context of text file
      string stext ;
      StreamReader sr = new StreamReader(gFName, Encoding.Default);
      stext = sr.ReadToEnd();
      sr.Close();
      // show file name
      lblFileName.Text = gFName;
      // generate area
      Bitmap bmp = new Bitmap(xlast, ylast);
      // store data to area
      for ( y = 0 ; y < ylast ; y++ )
      {
        // get 1 line
        sline = stext.Substring(y*ysize,ysize);
        //MessageBox.Show(sline, "line");
        for ( x = 0 ; x < xlast ; x++ )
        {
          // get value
          stmp = sline.Substring(3*x,2);
          // convert
          tmp = hex2digit(stmp[0]) * 16 + hex2digit(stmp[1]);
          // store pixel data
          bmp.SetPixel(x,y,Color.FromArgb(255,tmp,tmp,tmp));
        }
      }
      // show
      picBox.Image = bmp ;
    }
  }

　ファイル処理、グラフィック処理は、別の章で説明します。




Save

　表示されている画像を、フォーマットを指定して
　ファイルに保存する処理を担当します。

　ディレクトリとファイル名を含むパス名を、セーブ
　ファイルダイアログボックスから取得します。

　フォーマット指定で、画像データをファイルに
　保存する場合は、次の指定が必要です。
　　using System.Drawing.Imaging;

　画像フォーマットは、次の４種類にします。

　異なる画像フォーマットにするのは、ディスク容量を節約
　するためです。BMP形式ファイルを扱えないOSとのやりとり
　も可能としたいので、画像フォーマットを指定できるように
　しました。

　どの画像フォーマットを指定したのかを、フィルタインデックス
　を利用して認識します。

　まとめると、次のコードになります。

  private void btnSave_Click(object sender, EventArgs e)
  {
    if (saveFileDlg.ShowDialog() == DialogResult.OK)
    {
      //
      string fname = saveFileDlg.FileName ;
      // save
      int idx = saveFileDlg.FilterIndex;
      switch ( idx ) {
        case 1 : picBox.Image.Save(fname, ImageFormat.Bmp); break;
        case 2 : picBox.Image.Save(fname, ImageFormat.Gif); break;
        case 3 : picBox.Image.Save(fname, ImageFormat.Jpeg); break;
        case 4 : picBox.Image.Save(fname, ImageFormat.Tiff); break;
      }
    }
  }

　ファイル処理は、別の章で説明します。




Exit

　アプリケーションを終了します。

　アプリケーションを終了するので、そのまま
　オブジェクトApplicationのもつメソッドExit
　を使います。

    private void btnExit_Click(object sender, EventArgs e)
    {
      Application.Exit();
    }
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