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超低周波発振器実験

 とある装置の試験に、超低周波発振器が必要になりました。

 2、3日しか使わない試験装置なので、簡単かつ
 安価に作りたいとして、部品箱にあるICでブレッド
 ボード上で構成することにしました。

 部品箱には、74HC4060があったので、発振器と分周器を
 ワンチップでまとめられるとし、次の回路を実験ノート
 から発見。



 カーボン抵抗2本(10kΩ)、積層セラミックキャパシタを
 利用すると、10kHzより少し高い周波数で発振しました。

 発振と分周は、ブレッドボードにて確認。



 電源は5Vがあればよいとして、PCのUSBコネクタから
 取り出すアダプタを利用。



 超低周波の発振は、LEDの点滅で確認できるので
 ロジックチェッカーを、測定器として使いました。



 Q10にロジックチェッカーを接続すると、約3秒周期で
 LEDが点滅しました。

 74HC4060のカウンタ出力に、トランジスタを接続して
 モバイルバッテリーのオートパワーオフ機能を無効に
 できました。

 トランジスタ周辺の回路は、以下。



 ターゲットとなったモバイルバッテリーは
 次の写真のデバイス。




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