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カレントミラー回路

 OPアンプの入力には、差動回路があります。



 差動回路の中で接続を少し変えると
 カレントミラー回路になります。



 2つあるトランジスタのコレクタを流れる電流は
 鏡に映したように対称となるのがカレントミラー
 回路です。

 カレントミラー回路を使うと、制御側で
 ターゲット側の電流を把握できます。

 言葉をかえるとリモートセンシングと言っても
 よいかも知れません。

 実験用にブレッドボードに回路を組み上げ。



 この回路では、緑LEDで流れる電流が1mA程度で
 発光するのがわかりました。

 可変抵抗器のトリマーを回しても、電流制限抵抗で
 最大電流が抑えられるために、最大でも2mAと
 なっていました。

 利用した緑LEDは、2000年頃に入手した古いタイプ
 でしたので、2mAでも眩しく感じかなったですが
 2016年に入手した白色LEDは、1mAでも目が痛くなる
 ほどの光量でした。

 利用した白色LEDは、以下。



 LEDに流れる電流と光量の関係を調べるのに
 カレントミラー回路を利用しました。

 カレントミラー回路を使うと、LEDの電源と
 制御の電源を同じにしないでもよいという
 特徴があります。

 この特徴を発展させると、電子負荷の作成に
 つながります。


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