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変数名はオブジェクトを意識して

 X-Windowsのようなウィンドウを扱う場合の変数名は
 オブジェクトとの関連づけがわかるようにHungarian
 notation を使いましょう。

 自分の場合、オブジェクトを表現するために3文字を
 使っています。そのリストは、以下。

 変数名が、どのオブジェクトを指定してかを
 最初の3文字で理解できるので、エディタ等
 での検索や置換が楽になります。

 操作対象になる変数名を表現するのに、オブジェクト
 に関係する3文字があれば、バグを発見しやすくなり
 テスト時にも役に立ちます。

 オブジェクトと関連しない変数は、AZ分類法で命名します。

 AZ分類法は、アルファベット26文字を利用し
 関数、サブルーチンへと関連づける文字列を
 追加します。

 表示であれば、次のような選択ができるでしょう。

display => display_value display_string -> dvalue dstring
monitor => monitor_code monitor_string  -> mcode mstring
show    => show_code show_string        -> scode sstring

 アルファベットで、先頭1文字に意味を持たせてから
 各種の変数名を連ねていきます。

 関数、サブルーチンで使う変数は、AZ分類法で
 1文字指定されているので、エディタでの検索
 や置換が簡単にできます。

 これが、バグを入らせないノウハウになります。

 AZ分類法を使って、関数、サブルーチン名をより
 わかりやすくすることも可能。

 自分がよく使う関数、サブルーチン名は、以下。

display_number()
monitor_value()
show_help()

 ある程度、ファームウエアを手がけると、同じ
 関数名、サブルーチン名を使い、共通化されて
 くるので、定義する内容も固定できるように
 なります。


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