概略仕様
英文のデータシートを読むと、c328(scam)の内部は3ブロック構成です。
VGA仕様でデータを取得し、JPEG形式に変換してシリアルで画像情報を
転送します。JPEG形式に変換するか、無変換で出力するかを指定可能
になっています。
EEPROMには、内部動作を決めるファームウエアとパラメータが含まれて
います。
電源電圧
c328(scam)の電源電圧は、直流3.3Vです。
ただし、3.0V〜3.6Vの電圧範囲があるので
電圧だけでみると、アルカリ乾電池2本で動作させ
られます。
動作中に必要となる電流は、60mAとなっている
ので、3.3V、100mA程度の電源が必要です。
画像データ形式
c328(scam)は、次の画像データ形式を扱えます。
- 2 bit Gray Scale
- 4 bit Gray Scale
- 8 bit Gray Scale
- 12 bit color
- 16 bit color
- JPEG
画像の分解能は、以下です。
- 80 x 60
- 160 x 120
- 80 x 64
- 160 x 128
- 320 x 240
- 640 x 480
最大でVGAサイズになります。
データ形式と分解能は、パラメータで指定できます。
実際に画像データを取得してみたところ、スナップショット
のスチル画像では、 80 x 60、160 x 120でした。
連続で画像取得すると 80 x 60、160 x 120、160 x 128
640 x 480になります。
コネクタ仕様
scamには、4ピンコネクタが用意されています。
4ピンコネクタの信号割当は、以下です。
- Vdd(+3.3V)
- TxD
- RxD
- GND(0V)
通信仕様
コネクタ仕様でわかるように、シリアルインタフェース
を利用しています。
EIA-232F相当の通信仕様ですが、電圧レベルは0〜3.3V
で、論理反転なしです。
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