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LED方向指示器(2bits)

 ROMシーケンサを利用して、自動車で使う方向指示器を
 エミュレートしてみます。



 レジスタと論理積を利用し、次の回路をROMシーケンサで
 動かすことを考えました。



 動作シーケンスは、以下。
  1. スイッチ状態を記憶
  2. ディレイ
  3. スイッチ状態をLEDに転送
  4. ディレイ
  5. '0'をLEDに転送
  6. ディレイ
  7. 1に戻る
 回路図から、スイッチ状態を記憶するにはTRGにパルスを  出力し、状態をLEDに転送するにはENAに'1'を出力すれば  よいとわかります。  シーケンサにTRG、ENAの値を重ねます。
  1. ENA='0' TRG='1' スイッチ状態を記憶
  2. ENA='0' TRG='0' ディレイ
  3. ENA='1' TRG='0' スイッチ状態をLEDに転送
  4. ENA='1' TRG='0' ディレイ
  5. ENA='0' TRG='0' '0'ををLEDに転送
  6. ENA='0' TRG='0' ディレイ
  7. ENA='0' TRG='0' 1に戻る
 ROMシーケンサの出力を8ビットとし、上位4ビットに  次のアドレス、下位に信号値を使う場合でシーケンサを  組むと、以下。TRGをLSBに、ENAを1ビットとします。  このROMシーケンサの回路は、次のように単純です。  パワーオンで、ROMにアドレスを与えるレジスタをクリアします。  クロックが入るたびに、ROMが出力するアドレスを記憶するのと  同時に4ビットの信号を出力。

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