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ホール素子を利用するスイッチ

 非接触タイプのセンサーとしては、磁気を利用する
 ホール素子があります。




 ホール素子を動かすには、磁石が必要なので
 ¥100ショップで入手できる安価な馬蹄形
 を用意しました。




 ホール素子をスイッチとして利用する場合の回路は、以下。




 出力はオープンドレインなので、プルアップ抵抗を
 使わないと、論理値のHとLを判別できません。


 基板に半田付けすると、以下。




 左にあるケーブルで、電源を供給。
 右のケーブルで、制御基板に接続。

 部品代は、¥300ほどです。

 磁石のN極、S極を近づけると、出力がHかLに
 なります。




 このスイッチでは、N極を近づけるとSSRに制御
 電圧を印加します。S極を近づけると0Vに。

 磁石をもてない肢体不自由の児童や生徒には
 回転する円盤を用意して、回すことで磁石の
 N極、S極をホール素子に近づけます。




 手の筋力がないときは、足で円盤を回転させる
 機構を用意すればよいでしょう。


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