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回路設計

 方式検討ができたので、回路を設計します。

 次の項目に分けて、考えていきます。


 電源
  高周波の発振回路があるので、デカップリングが必要です。

  RFC(Radio Frequency Choke)に、アキシャルリードタイプの
  インダクタを入れます。

  電解キャパシタと積層セラミックキャパシタを使い、電圧を
  安定化しておきます。

  LC回路を電池に接続するので、抵抗を入れて、おかしな共振が
  起こらないようにします。



 発振回路
  国試にも出題されることがある、ピアースCBトランジスタ発振回路を
  FETに置き換えて、ドレインとゲートの間にクリスタルを入れます。

  Nチャネルタイプの2SK192を利用し、ゲートを抵抗1本でバイアスします。

  スイッチで発振するか否かを設定です。



 電鍵接続
  CWは、発振するか否かの2値処理なので、FETのソースにキャパシタ
  を入れて、電鍵のON/OFFにより発振、発振しないを制御します。



  アンテナとFETのドレインを接続し、発振信号を取り出します。



 メーター接続
  FETのドレインとゲートの間の帰還ループに、クリスタルがあります。

  ゲートとグランドに端子を用意し、ここからアナログマルチメータに
  接続します。




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