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回路動作チェック(発振+分周)

 発振と分周を1個のICで実現できます。

 CMOSの4060か74HC4060を利用すると、発振と
 同時に分周も実現できます。

 4060の内部等価回路は、以下。



 発振させるには、CLR端子を'L'にします。

 抵抗とキャパシタを利用した発振回路は
 次のようにすればよいとデータシートに
 掲載されていました。




 発振の確認は、オシロジイラズで、出力を'L'にし
 CLR端子を'L'に与えます。

 発振すれば、分周回路を構成するフリップフロップの
 出力が、'H'か'L'を出力するので、オシロジイラズの
 入力に接続し、LEDの点滅で確認。

 出力と入力の接続は、以下。



 ブレッドボード上に、74HC4060と抵抗、キャパシタを
 組み込むと、次のようになります。



 分周のテストの場合、オシロジイラズの発振出力を
 CLR端子に接続して、フリップフロップのどこかの
 ピンを入力に接続します。




 2つあるCLKOは、どちらもゲートの出力なので
 オシロジイラズの入力に接続すれば、LED点滅
 により、クロックが入力されていることを確認
 できます。

 内蔵ゲートで発振するときは、ゲートによる発振器を
 考えれば、理解しやすいと思います。



 発振していることをLEDでチェックするには
 ブレッドボードを利用し、次のように配線
 していけば充分。



 緑LED、赤LEDでは3Vの電源電圧でよいため
 マンガン電池で動作させられます。


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