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回路デバッグ(SSR制御)

 SSR(Solid State Relay)を制御する回路は、以下。



 次の4ブロックで構成されています。

 各ブロックの動作をテストしてみます。

 リセット

  パワーオンのリセットなので、オシロジイラズの入力のうち
  2ビットをキャパシタとシュミットインバータの出力に接続
  して、LEDの点灯、消灯で動作を確認。

  観測点に印をつけます。



  電源を入れる、切るで、LEDの点灯、消灯がどう変化するかを
  観測すれば、動作チェックができます。

 発振

  LEDの点滅で発振を確認します。

  発振出力があるので、カウンタのクロック入力に
  接続して、カウンタのいずれかのビットをLEDに
  接続。

  観測点に印をつけます。



 スイッチ入力

  出力の2ビットを利用して、スイッチ入力の2ビット
  に信号を印加し、出力をLEDに接続して確認。

  観測点と信号印加点に印をつけます。



  出力の2ビットを00→01→11→10→00と
  変化させてLEDの状態を観測。

 記憶

  記憶を担当するのは、フリップフロップなので
  発振回路の出力をフリップフロップのトリガー
  に接続し、出力から2ビットの論理値を与えます。

  観測点と信号印加点に印をつけると以下。



  フリップフロップは、与えられた論理値を記憶して
  いるので、印加の論理値と出力の論理値が一致する
  かを見れば、動作チェックになります。

 SSRは、フリップフロップの出力に接続されているので
 フリップフロップの動作に問題がないなら、仕様通りに
 動くと判断。


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