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USBインタフェース解析
バーコードスキャナ程度のスピードを扱う場合
USBインタフェースのクラスには、次の3つが
考えられます。
各クラスに属した装置を利用する場合、デバイスドライバが
必要になるかを調べてみました。
結果は次のようになりました。
- HID ドライバ不要(OSに標準バンドリング)
- CDC ドライバ必要(デバイスに合わせてインストール)
- MassStorage ドライバ不要(OSに標準バンドリング)
マニュアルには、ドライバのインストールをする
ようにとは書いていません。
CDCクラスを除外します。
HIDかMassStorageのクラスを扱えるようになって
いればよいので、どちらになるかを考察します。
MassStorageは、USBフラッシュメモリが属するクラスです。
WindowsやUNIXでは、ドライブかフォルダを確保して
データを入出力できます。
バーコードスキャナは、ドライブやフォルダを確保して
使う入出力装置ではないので、MassStorageクラスも除外
します。
残ったクラスは、HIDでした。
そこで、USBコネクタのBタイプコネクタを利用して
PCと接続するテスト基板を作成しました。
マイコン基板のUSBインタフェース部分に、コネクタを
ケーブルを介して、半田付けしてPCに接続してみました。
PC側で、どのように認識しているのかを確認します。
この情報から、PCではバーコードスキャナをHIDクラス
のデバイスとして認識しています。
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