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デジタル無安定マルチバイブレータ

 デジタルICを使って無安定マルチバイブレータを実現できます。

 ヒステリシスをもったインバータを使い、抵抗とキャパシタで
 充放電回路を作れば、無安定マルチバイブレータになります。

 回路は、以下。



 1個のゲートで発振、もう1個のゲートでバッファと
 接続する回路に影響がでないようにしておきます。

 ヒステリシスをもつと、電圧がL→HとH→Lで変化するときの
 閾値が異なります。この閾値の差で、時間差を生成します。

 ヒステリシスをもったデジタルICは、電源電圧が3Vから6Vの
 範囲という条件付きならば、次のICがあります。

 CMOSの4584の代行品に、40106というICもあります。

 74HC132を使った無安定マルチバイブレータは、以下。



 いずれのICを利用しても、可変抵抗器とキャパシタの
 2部品で無安定マルチバイブレータを構成できます。

 2入力のゲートを利用すると、無安定マルチバイブレータで
 あっても変調をかけることができます。

 変調をかける場合の回路は、以下。




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