単安定マルチバイブレータの動作を、詳細に解析します。 単安定マルチバイブレータの回路は、以下。 TRIGにInputという信号入力があります。 内部等価回路を入れてみます。 無安定マルチバイブレータでは、自分自身でSetを与えますが 単安定マルチバイブレータでは、外部からTRIGにトリガー信号 を与えて使います。 単安定マルチバイブレータのタイミングチャートは、以下。 単安定マルチバイブレータでは、TRIGがSetの役目を 担当し、Rstは内部で生成されるのは、無安定の場合 と同じ。 OUTが'H'の時間は、充放電動作で確定。 放電のとき、時定数はRAxCに比例。 この時定数のため、THRESとDISCHの電圧変化は 次のようになると理解できます。 このタイミングチャートは、TI社のデータシートに 掲載されています。 無安定の場合、TRGを同一基板上の積分回路から与えますが 単安定では、外部からの制御信号となります。