目次

単安定マルチバイブレータ動作解析

 単安定マルチバイブレータの動作を、詳細に解析します。

 単安定マルチバイブレータの回路は、以下。




 TRIGにInputという信号入力があります。

 内部等価回路を入れてみます。




 無安定マルチバイブレータでは、自分自身でSetを与えますが
 単安定マルチバイブレータでは、外部からTRIGにトリガー信号
 を与えて使います。

 単安定マルチバイブレータのタイミングチャートは、以下。




 単安定マルチバイブレータでは、TRIGがSetの役目を
 担当し、Rstは内部で生成されるのは、無安定の場合
 と同じ。

 OUTが'H'の時間は、充放電動作で確定。

 放電のとき、時定数はRAxCに比例。

 この時定数のため、THRESとDISCHの電圧変化は
 次のようになると理解できます。



 このタイミングチャートは、TI社のデータシートに
 掲載されています。

 無安定の場合、TRGを同一基板上の積分回路から与えますが
 単安定では、外部からの制御信号となります。


目次

inserted by FC2 system