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VCO(Voltage Controlled Oscillator)実験

 VCOには、発振ICの定番NE555を利用しました。

 NE555の無安定マルチバイブレータと等価な回路になる
 よう、CVOUTの先に抵抗があると考えます。





 NE555は、出力を最大200mAとれるので、インピーダンスが
 小さいスピーカでも、充分鳴らせると判断して採用。

 電源電圧により、扱える出力電流が変化するので
 デジタルICの扱える電圧との整合性を考えました。

 NE555は、最低動作の電源電圧は4.5Vであり
 全体の電源電圧を6Vと決めました。

 6VのACアダプタの手持ちがあったので、以下を利用。



 NE555の回路図上にある、抵抗RBの抵抗値と
 キャパシタCの静電容量が、どの程度あれば
 よいのかを実験で確認しました。

 ステップシーケンサでは、テンポを可変抵抗器で
 変えられるので、1ビットの出力時間を2秒程度
 にしておき、VCOに与える電圧を出力に接続した
 可変抵抗器で調整します。

 NE555の回路は、ブレッドボードに載せておき
 ワイヤーでステップシーケンサの出力を接続。



 RB=4.7kΩ、C=0.047uFとして実験を始めますが
 組合せは、手持ち部品を見て、以下を選択。

 実験で決めた部品の定数は、以下。

 RB=1kΩ、C=0.147uF


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