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ページ作成動機

 コンピュータの動作を理解するため、ROMシーケンサを
 作成しました。



 ROMシーケンサでは、信号は論理値の'1'か'0'を出力し
 他のデジタル回路を動かしています。

 シーケンサでは、発振器とカウンタは必須の部材で
 これらを一体化したICとして4060があります。

 知人から使わないからと、74HC4060を数個貰いました。



 74HC4060に他のICを追加し、アナログシンセサイザー
 に接続して使う、ミュージックシーケンサを作成して
 みることに。

 ミュージックシーケンサでは、電圧を可変にして
 VCOで生成する発振周波数を変えて音階を作ります。

 このVCOとしては、発振ICとして有名なNE555を
 使えればよいので、パーツケースを探すと数個
 出てきました。



 ミュージックシーケンサの場合、6音から10音ほどを
 順番に切り替えなければ、意味がありません。

 パーツケースを探すと、74HC4017があります。



 74HC4017は、10進カウンタで、クロックを与えると
 0から9のピンに、論理値の'1'を順次出力します。
 タイミングチャートでみると、以下。




 シーケンサで与えられるので論理値の'1'だけですが
 可変抵抗器を利用し、ステップごとの電圧をかえると
 VCOで異なる周波数の音を生成できます。

 回路図では、以下。



 74HC4017から、ステップごとに電圧を出力し
 可変抵抗器で電圧を増減し、VCOに制御電圧
 を与えます。

 ここまでで、ミュージックシーケンサ作成は
 難しくないと思うようになりました。


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