配置配線

 論理合成が終了したならば、配置配線にうつります。

 Processesの中にある「Implement Design」を利用します。



 Implement Designの左にある、+をクリックして
 サブに入っている機能を表示させておきます。



 サブの機能に、3つ程度の処理があるのがわかります。

 それぞれの機能を、簡単に説明します。

 Translate
   VHDLコードから、チップ特有の論理ゲートに変換します。
   チップを指定しないと、論理ゲートに変換できないので
  プロジェクトの最初で、チップを特定しています。

 Map
   論理ゲートは、LUTと呼ぶ物理構成で、動作を確定します。
  レジスタの設定値で、論理ゲートを実現するため
  敷き詰められているLUTのどこを利用するのかを、Mapで
  決めていきます。

 Place & Route
   論理ゲートを確定したなら、それぞれの論理ゲートを
  接続して、機能を実現するブロックを作成します。
  そう配線するかをRouteで決め、近道、迂回が必要なら
  ここで処理します。
  最後に、ピンの入出力バッファに接続します。


 Implement Designの左にある、回転矢印を
 ダブルクリックして、配置配線します。



 問題なく終了すると、「signal all green」となります。




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