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電力システム擬似環境

 AC100Vを利用した、投げ込みヒーターや交流電動機の動作を
 知りたくなって、次の擬似環境を用意しています。



 ブロック図は、以下。



 擬似環境では、負荷にハロゲンヒーターを使いました。
 ハロゲンヒーターは、家電販売店やホームセンターでの
 入手性がよいので、1台購入して利用。

 スライダック(本来は、東芝の登録商標)のノブを回すと
 負荷であるヒーターに与える電力が変化し、発熱量を可変
 させることができます。

 スライダックは、後輩の大学教授の研究室から借りてますが
 オークションでも、入手できるので、常備してもよいかも。



 電力計は、OMORONのKM50C。



 電力計に接続するCTは、OMORONの純正品。



 電力計とコンピュータは、RS485とシリアル
 インタフェースの変換基板を使ってます。



 RS485は、半二重通信でデータ交換するため
 終端抵抗を入れ、電圧を電流に変換しての
 通信になります。

 通常のシリアルインタフェースで動かすために
 電圧レベル変換と送受信の切り替えを、基板上
 のICに託します。

 コンピュータは、お手軽にArduino。



 擬似環境の写真では、見えませんが、電力計とArduinoの
 間に、RS485とシリアルインタフェースの変換基板を挟み
 使っています。

 4行x20桁のLCDを、電力値モニタに利用。



 2行x16桁のLCDでもよかったのですが、手持ちで
 4行x20桁のLCDがあったので、使いました。

 文字、数値を表示するのに、情報量が多い方が
 動作を把握しやすくなるので、4行x20桁で
 よかったと考えてます。

 擬似環境を、別の角度から見ると、以下。




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