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LED光照射器
カメラを利用する場合、照明があった方が処理は楽になります。
MCR-VCでは、「画像データに、蛍光灯の黒面からの反射で縞が入る」
現象が発生します。
縞で、コース状況を誤判断する場合があります。
誤判断を少なくするため、LED光をコースに照射します。
ゼロから照射器を設計、開発する技術はないので、安価に入手できる
LED点滅器を購入して改造します。
内部は、次のブロック図になっています。
外部から、LEDの発光を制御したいので、次のように
ケーブルを接続することにしました。
マイコンとのインタフェースボードに接続するために
3線ケーブルを接続しました。(ケーブルの中に抵抗
を入れてあります。)
2線ケーブルでよいのですが、1本の制御用信号が断線する
場合を想定し、2本の制御用信号線を使います。
電源のプラス側と2本の制御信号を入れて、3線とします。
上のLED光照射器を作る前に、8個のLEDでコース面を照射し
カメラでどういう画像が取得できるかテストしました。
LED、抵抗、トランジスタを使った単純な回路です。
回路図は、以下です。
CdSは、周囲が暗い場合にのみLED光の照射ができるように
入れています。実際は、LEDには常に電源のプラス側が接続
されるように、ケーブルでショートして使いました。
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