目次
前
次
システム設計
ライントレーサを実現するために、システム設計します。
MCRマシンとして、備えなければならない機能を考えます。
MCRマシンをロボットと考えれば、具備すべき機能がわかります。
- 目 → 外界把握
- 足 → 移動手段
- 触覚 → 動作開始指示
各機能について、もう少し掘り下げます。
外界把握
外界把握は、MCRマシンがライントレーサであることから
コース上のラインを認識するセンサーを利用します。
ライン認識用センサーは、いろいろなものがありますが
\5000ほどで入手できるカメラを利用します。
カメラから入力した画像データを、保存するために
SRAMを使います。
移動手段
移動手段は、車輪を利用するのが最も簡単です。
コースには、凹凸はないのですが、坂道があるので
路面との接地面積が大きく、方向制御が簡単な無限
軌道を使います。戦車をイメージします。
動輪を2個として、無限軌道を利用します。
2輪を動かすために、モータを2個利用します。
動作開始指示
動作開始指示は、プッシュスイッチを使います。
ブロック図
外界把握、移動手段、動作開始指定を決めたので
ブロック図を作成します。
カメラ、マイコン、SRAM、モータという単純な構造
で、ライントレーサを実現できることがわかります。
目次
前
次