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動作例2

 カーテンの開閉をするシステムを考えます。  開閉の2スイッチを用意し、左右のリミット  スイッチで、自動停止するようにします。  利用するデバイスを並べてみます。  モータは双方向に回転し、2つのスイッチで  右回転か左回転を切り替えます。  ここまでの仮定を踏まえて、ラダー図を作成します。  リミットスイッチは2個あり、どちらもモータの回転  を止めるので、次のように配置して、モータへの電源  を遮断すればよいでしょう。  プッシュスイッチとリミットスイッチの関係を  次のように決めます。  ニモニックで、まとめると次のようになります。 LD X000 OR Y000 ANDN X001 OUT Y000 LD X002 OR Y001 ANDN X003 OUT Y001  システムに与えられている機能を考えて  プッシュスイッチの役割を決定します。  プッシュスイッチは2個あり、モータの回転方向を制御  して、動作するので、リミットスイッチとの関係を考え  機能を指定。  プッシュスイッチに役割を与えます。  プッシュスイッチに、役割が与えられたので  モータを動かすことを考えます。  モータの回転は双方向なので、Hブリッジに相当する  電流の流れを入れて対応。  2つのリレーで、他のリレーを動かすようにします。  ニモニックで、まとめると次のようになります。 LD X000 OR Y000 ANDN X001 OUT Y000 LD X000 OR Y000 OUT Y002 LD X002 OR Y001 ANDN X003 OUT Y001 LD X002 OR Y001 OUT Y003  モータに流れる電流の方向を変えるので、イメージは  フローティング処理になります。  リミットスイッチに機能を与えます。  ニモニックで、まとめると次のようになります。 LD X000 OR Y000 ANDN X001 OUT Y000 LD X000 OR Y000 OUT Y002 LD X002 OR Y001 ANDN X003 OUT Y001 LD X002 OR Y001 OUT Y003 LD Y002 OR Y003 AND Y003 LD Y003 OR Y002 AND Y002  リレーのB接点を使えるなら、次のようにも  ラダーを構成できます。  ニモニックで、まとめると次のようになります。 LD X000 OR Y000 ANDN X001 OUT Y000 LD X000 OR Y000 OUT Y002 LD X002 OR Y001 ANDN X003 OUT Y001 LD X002 OR Y001 OUT Y003 LD Y002 OR Y003 ANDN Y003 LD Y003 OR Y002 ANDN Y002 (under construction)
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