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風圧を利用するスイッチ

 風圧を利用するには、コンデンサマイクを利用します。




 コンデンサマイクに息を吹きかけて、音に変換して
 増幅します。規定電圧よりも大きいか小さいかで
 論理値の1か0を出力すると、スイッチになります。

 電圧増幅には、OPアンプを利用し、電圧比較には
 アナログコンパレータを使います。

 回路は、以下。




 左のOPアンプで息を吹きかけたときの音を増幅し
 右のOPアンプで基準電圧を超えたなら、論理値の
 '0'を出力。

 スイッチを押したときに、接点が接続されるように
 したいので、次の回路と等価になるようにします。




 感度を調整するには、コンデンサマイクに接続する
 アンプの利得を可変するのではなく、コンパレータ
 の比較電圧を可変とします。

 コンパレータの基準電圧を可変にします。




 アナログコンパレータを使うために、OPアンプを利用
 したので、コンデンサマイクのアンプも、OPアンプで
 実現しましたが、個別トランジスタを利用してもよい
 でしょう。

 トランジスタを使うときは、次のような回路にします。




 トランジスタ、ダイオードは、小信号用のシリコンを
 利用していれば、何でもよく入手性と価格で選択する
 とよいでしょう。

 コンデンサーマイクには、ワイヤーを接続します。



 ワイヤーをつけたコンデンサーマイクは、使いやすいように
 被覆を利用したスリーブに入れます。



 回路は、タッパーウエアに入れ、電池ボックスも
 組み込んでしまえばよいでしょう。




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