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PSDを利用するスイッチ

 距離を測定するために利用するセンサーにPSDがあります。




 PSDは、Position Sensitive Detectorの略で
 赤外線を発光し、反射光の到達時間で測距
 としています。

 距離は200mmから1500mm程度ですが、38msごとに
 アナログ電圧で距離を出力します。

 アナログコンパレータを利用して、規定範囲内に
 物体が存在するか否かを論理値で出力するように
 すれば、スイッチとして利用できます。

 回路は、以下。



 電源電圧を5Vは、PSDの仕様に合わせたため。


 アナログコンパレータの出力は、規定範囲より
 近づいた場合は、次のタイミングチャートで
 論理値の0を出力します。





 PSDの前に指、掌を出すと、スイッチに相当する
 電圧レベルにできるので、制御回路で検出して
 AC100Vの通電、切断が可能に。

 電源が必要になりますが、制御回路から貰うように
 すれば問題ないでしょう。

 スイッチ側に1.5Vの電池を4本直列接続して
 用意しても実用になります。


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