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コンパレータチェック

 オシロジイラズは、発振器とデジタル出力を持つので
 コンパレータのチェックができます。

 アナログコンパレータの回路は、以下。



 動作は、次のようになります。

 上下で同じ抵抗値を利用し、反転入力、非反転
 入力のどちらの電圧値が勝っているのかにより
 出力電圧が変化。

 反転入力電圧をV-、非反転入力電圧をV+とすると

   V- < V+ のとき Vout > 0
   V- > V+ のとき Vout = 0

 が成り立ちます。

 コンパレータの動作をチェックするために、入力を
 次のように接続。



 電源電圧が5Vなので、反転入力、非反転入力ともに
 電圧は2.5Vなので、入力のLEDは点灯。

 TTLレベルは、2.0V以上で'H'と見なされるので
 オシロジイラズの入力では、LEDが点灯になります。

 抵抗R22は、可変抵抗器になっているので、トリマーを
 回すと、抵抗値が下がるので、非反転入力の電圧が下がり
 出力電圧Voutは、ゼロに。

 次に、反転入力と非反転入力の入れかえて、同じ操作を
 してみます。

 入力を交換すると、次のようになります。



 動作チェックの接続は、以下。



 動作は、次のようになります。

 抵抗R22は、可変抵抗器になっているので、トリマーを
 回すと、抵抗値が下がるので、反転入力の電圧が下がり
 出力電圧Voutは、電源電圧レベルに。

 実際に使う回路は、以下。



 警報装置として使えます。


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