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開腹

 買ったままの状態では、解析できないので開腹します。

 筺体を下から見ると、3本のビスが見えます。



 3本のビスを外して、頭をはずすと、スキャナ基板が
 出てきました。



 スキャナ基板には、3種類のケーブルが接続されていました。

 ケーブルは、次のようになっています。

 ブザーは、スキャナ基板にグルーで固定されているので
 スキャナ動作には無関係です。ユーザーに対して、音で
 動作の開始、終了を知らせるために使われています。

 2色LEDは、電源の接続と動作中をユーザーに対して
 光で知らせるためのものでした。

 USBケーブルを接続すると、緑LEDを点灯します。
 バーコードスキャンのトリガーボタンを押すと
 赤LEDが点灯し、動作を終えると、緑LEDの点灯に
 戻ります。

 2つのLEDの点灯を制御するケーブルのワイヤーは
 次のように色分けされていました。

 残った6本のワイヤーを束ねているケーブルが
 スキャナを制御しているようです。



 スキャナ基板を固定している、2本のビスを外します。



 USBケーブル側は、次のようなハーネスを使って
 内部にある基板と接続していました。



 筺体の中には、次のマイコン基板が入っていました。



 44ピンのマイコンに、マイクロスイッチが接続
 されています。他は、スキャナ基板、ブザー、2色
 LEDと接続するためのケーブルコネクタがあります。

 USBとの接続は、10ピンのケーブルを使っていますが
 USBは、Vcc、D-、D+、GNDの4本しか利用しないので
 10ピンコネクタは、強度を考えた設計であると思われます。


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