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APC kit

 Atari Punk Consoleは、有名なアナログシンセサイザー
 なので、キットがないかを探してみました。

 コンパクトな基板にまとめられたAPCがありました。



 ブレッドボードを使うキットもあります。




 どちらのキットも、NE556を使っているので
 配線さえ間違えなければ完成ですが、原理を
 知るには、難がありと感じました。

 理科工作教室のボランティアをしているので
 APCが、次の2つの要素で成り立っていると
 見せたいのです。

 無安定マルチバイブレータ
 単安定マルチバイブレータ

 NE555は、1個¥20くらいで入手できるので
 NE556ではないキットを考えます。

 回路図は、以下。



 左が無安定マルチバイブレータ、右が単安定マルチ
 バイブレータとなっています。

 電源電圧は、4.5V以上あればNE555が動作しますが
 使いやすさを考えて、単3電池4本の6Vを採用。

 左のNE555の出力にスピーカを接続すると
 どんな音になるのかを確認できます。

 スピーカは、8Ω品を使えばよいはず。



 キットの内包部品をリストすると、以下。
  1. NE555 x 2
  2. ブレッドボード x 1
  3. 可変抵抗器(500kΩ) x 2
  4. 可変抵抗器用ノブ x 2
  5. カーボン抵抗(1kΩ) x 1
  6. セラミックキャパシタ(0.01uF) x 2
  7. セラミックキャパシタ(0.1uF) x 2
  8. スピーカ x 1
  9. 電池ボックス(単3x4) x 1
  10. 電源スイッチ x 1
  11. 配線材 適量
 これらを秋月電子で揃えると、¥1000でお釣りが  でるくらいでした。  470kΩの可変抵抗はないので、500kΩで代用。  キットにする前に半田付けした基板は、以下。

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