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NE555(APC key device)

 NE555は、Signetics社がオリジナルを設計
 開発した発振ICです。




 IC内部の動作を理解するのは面倒ですが
 等価回路とブロック図から使い方を習得
 すれば、いろいろな応用が考えられます。

 APCで利用するのは、基本の2動作だけ。

 マルチバイブレータは、multi vibratorで複数振動と
 いうのが正しい訳になりますが、発振と考えれば充分。

 単安定マルチバイブレータは、ワンショットマルチ
 バイブレータと言われることもあります。トリガー
 を与えると設定時間だけ、出力電圧をハイかロウの
 レベルにする回路。

 無安定マルチバイブレータの回路は、以下。




 無安定の場合、2つの状態を交互にとります。
 状態が交互に入れ替わるので、安定しないと
 考えて、無安定と呼びます。

 NE555の内部等価回路とあわせての動作は
 後で説明します。

 単安定マルチバイブレータの回路は、以下。




 単安定の場合、通常は出力がロウ。
 トリガーが入ると一定時間だけ出力
 をハイにします。

 NE555の内部等価回路とあわせて、どんな
 動作をするかは、別途説明します。


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