目次

並列共振回路の実験

 直列共振回路の実験をしたので、RLCの並び方を
 変えて、並列共振回路を構成して実験します。



 LTSpiceを利用して、動作を確認してみます。



 正弦波を入力してみます。

 1kHz正弦波入力



 周波数を2kHz、5kHz、10kHzと変化させてみます。

 2kHz正弦波入力



 5kHz正弦波入力



 10kHz正弦波入力



 20kHz正弦波入力



 1kHzから20kHzまで、飛び飛びに周波数を変化させると
 位相が進んでいることがわかります。

 ここまでのシミュレーションで、位相は変化していますが
 波形は維持されていると理解できます。振幅も小さくなり
 ますが、波形の維持だけを考えれば、並列共振回路を利用
 と考えればよいでしょう。

 より現実の回路に近づけるには、インダクタには抵抗分を
 含むので直列抵抗を入れ、キャパシタにも並列抵抗を入れ
 ます。



 インダクタの直列抵抗分は0.1Ωとし、キャパシタの並列抵抗分は
 100Ωにしてみます。数値は、インダクタ、キャパシタの製造企業
 が公開している情報から設定しました。

 並列共振回路にパルスと正弦波を与えたときに
 どんな動作になるかを、ブレッドボードで確認
 してみます。

 パルスの生成は、次のように考えます。

 電圧印加は、スイッチング操作なので
 矩形波を生成して代用。

 回路は、以下。



 正弦波の生成には、WienBridgeを利用。



 ブレッドボード上の配線は、以下。



 キャパシタの両端の電圧を、オシロスコープで
 観測していきます。

(under construction)

目次

inserted by FC2 system