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ソフトウエア構成
システムとして動作するには、構成がしっかりして
いないと、運用や保守に時間がかかります。
メインとサブルーチンの機能分担を、次のように
決めました。
メイン機能
メイン処理が担当する内容をリスト。
- メッセージ初期化
- パラメータ初期化
- メッセージ送信
- ボタン処理(押されていたなら、システム終了)
各処理の扱いは、次のように規定。
メッセージ初期化は、サブルーチンに一任。
パラメータ初期化は、サブルーチンに一任。
メッセージ送信は、サブルーチンではなく
ループを実行。ただし、モールス符号出力
はサブルーチンに依頼する。
ボタン処理は、メインの担当とする。
メイン処理が担当する、メッセージ送信の仕組みの
概略を擬似コーディングします。
- 配列のインデックスを1に設定
- 配列からメッセージを構成するモールス符号を取出し
- 取出した文字が数字、英字でないときには、8にうつる
- 文字をサブルーチンに渡して、モールス符号送信
- インデックスに1を加える
- ボタンが押されていれば、9にうつる
- 2に戻る
- インデックスを1に再設定後、2に戻る
- メッセージ表示後、終了
サブルーチン機能
サブルーチンとして用意する内容をリスト。
- トーン周波数と短点の時間初期化
- ユーザーメッセージを配列に格納
- モールス符号パターンを配列に格納
- モールス符号の出力
各サブルーチンは、エントリーの行番号を
大まかに決めておきます。
- 210 トーン周波数と短点の時間初期化
- 240 ユーザーメッセージを配列に格納
- 310 モールス符号のパターンを配列に格納
- 410 モールス符号の出力
200、300、400には、コメントでサブルーチンの
機能を入れ、即座に内容判断できるようにします。
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