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リレー基本動作
リレーは、継電器とも呼ばれます。
小電流で大電流を流すときに使います。
最近は、トランジスタやFETが使われますが
大電流を流す装置には、現役で使われます。
電子倶楽部の基板上のリレーの位置は、以下。
リレーは、制御電流を流すコイルと接点の2つの
部位で構成されています。
コイルが電磁石になっているので、NC(Normally Close)
NO(Normally Open)を見て、スイッチオンで接点を開く
閉じるを変えるように配線します。
リレーの回路記号は、以下のようになります。
NO(Normally Open)をA接点、NC(Normally Close)をB接点と
呼ぶこともあります。
コイルに電流を流して、LEDが点灯するようにしてみましょう。
回路では、次のようになります。
コイルに与える電圧は、3Vと刻字されているので
それを守ります。指定された電圧よりも大きいと
コイルが焼き切れるので、注意します。
電流制限抵抗を470Ωにして、LED、電源、接点の接続は、以下。
- 44 - 45
- 43 - 7
- 8 - 2
- 1 - 41
- 40 - 46
電源、スイッチ、リレーの接続は、次のようにします。
- 39 - 外部3Vの+極
- 38 - 65
- 66 - 外部3Vの-極
外部に3Vの電池を用意しての配線は、以下。
3Vの電池は、次のものを利用。
橙色のプッシュスイッチを押すと、リレーから「カチッ!」と
音がして、LEDが光ります。スイッチから指をはなすと、LEDは
消えました。
リレーのコイルに接続する電源は、LEDの電源とは別にしても
動作させられることが重要です。
リレーの中にある電磁石で、接点を開閉するので
接点に接続する素子は、コイルに接続する電源と
無関係にできます。
リレーには、コイルの接続電源で、3、5、6、12、24Vの
ちがいがあり、接点に流せる電流で分類された数千種もの素子が
用意されています。
バイクや自動車のウィンカーに使われることもあります。
音でウィンカーが動いていることを確認し、対向車や
後続車には光で方向を指示することに使われてます。
ウィンカーは、対向車、後続車、歩行者への意志表示
ですが、音は運転者に対する動作確認。
最近のバイクや車では、高い車両だとリレーではなく
トランジスタを使って、マイクロコンピュータで動く
ようにしています。
リレーには接点寿命があるので、「いざ」というときに
使えないとはならないように、トランジスタを利用して
いることが多いのですね。
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