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LED基本動作

 LED(Light Emitting Diode)は、アノードとカソードをもった
 2端子デバイスです。アノードからカソードに直流電流を流す
 と光ります。

 アノードからカソードに電流を流すとき、どちらかの端子に
 抵抗を接続して、電流を制限しなければなりません。

 流す電流は、1mAから10mA程度とします。

 直流電流を流すとき、アノードとカソードの間には2V程度の
 電圧が発生するので、電源は3V以上とします。

 電源電圧を6Vとするために、44 - 45をワイヤーで
 接続し、43(+)と46(-)を電源とします。

 LEDを光らせるには、次のように考えます。

 電流制限抵抗の値を、470Ωとすると、43 - 7をワイヤーで
 接続、LEDのアノードと8を接続し、カソードは46につなぐ。

 赤LEDのアノードとカソードは、21なので
 8 - 21 - 46の接続になります。

 クリップワイヤーで接続すると、以下。



 流れる電流を計算してみましょう。

  (6V - 2V) / 470 Ω = 4000 mV / 470 Ω = 8.5mA

 これで、LEDが光らせられる電流値になっていることが
 わかります。

 緑LEDのアノードとカソードは、43なので
 8 - 43 - 46の接続になります。

 クリップワイヤーで接続すると、以下。




 2LEDを同時に光らせたいときには、緑と赤のLEDの
 カソードとアノードを接続して対応。

 結線は、8 - 43 - 21 - 46とします。
 クリップワイヤーで接続すると、以下。




 2LEDを直列に接続したとき、電圧降下は2X2V=4Vと
 なりますが、6Vを電源電圧で使っているので、問題なく
 光っています。

 電流制限抵抗の値を、470Ωから1kΩにしてもひとつのLEDは
 光ってくれますが、2個のLEDを直列にすると、赤は微かに光って
 緑は光らないようになりました。

 赤と緑のLEDでは、光らせるための電流値が異なるとわかります。

 回路図で見てみます。

 LEDを1個利用



 LEDを2個利用




 LEDは、上のように直列接続での利用なら
 電流制限抵抗は1個で済みますが、並列
 の場合、各LEDに1個の電流制限抵抗を
 いれなければなりません。

 回路は、以下とします。




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