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レジスタファイル
TD4には、プログラムで使うレジスタはA、Bの2個ですが
出力とプログラムカウンタで合計4個のレジスタが必要。
さらにキャリーの記憶に1ビットレジスタを使います。
4ビットレジスタは、4個のカウンタで実現します。
手持ちの74LS193を使います。
回路にすると、以下。
4ビットレジスタをA、B、C、Dとすると、AからCは
ロード端子だけ使い、ALUの出力を格納します。
レジスタDは、プログラムカウンタでロードとアップカウントの
2ピンを利用します。
アップカウント端子には、PICで作ったクロックを接続します。
レジスタCの出力にはインバータを接続し、LEDの点灯を制御します。
74LS193の出力は正論理なので、LED点灯にはインバータバッファを
使います。
4ビットレジスタの入力には、ALUの出力を接続します。
4ビットレジスタの入力は共通なので、ロード端子には
命令デコーダの出力を接続します。
回路は非常に単純ですが、制御の鍵を握っているのは
命令デコーダと言えます。
ALUからは、キャリーも出力されるので、1ビットレジスタ
を用意して条件分岐命令まで保持します。
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