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設計開発方針

 コンピュータは、次の4フェーズで動作を実現します。
  1. send Program Counter to Instruction ROM
  2. Decode Instruction
  3. Execute Instruction
  4. update Program Counter
 各フェーズを実行するためにクロックを利用します。  4フェーズで1命令を実行するので、シフトレジスタ  ベースのジョンソンカウンタで、フェーズ毎のトリガー  を生成します。  上の回路の場合、Q2、Q1の組合せは、クロックごとに  次のように遷移します。 (Q2,Q1)=(0,0)    ↓ (Q2,Q1)=(0,1)    ↓ (Q2,Q1)=(1,1)    ↓ (Q2,Q1)=(1,0)    ↓ (Q2,Q1)=(0,0)    ↓ :  状態を次のように割当てると、制御回路が完成します。  TD4では、この方式を取らずに、クロックを10Hz、1Hzと  下げることで、1クロックで命令フェッチ、デコード  演算を実行しています。  書籍の設計にそって1クロックで処理する構成にします。  最も大変なのはROMですが、DIPスイッチを使わないで  文明の利器である1チップマイコンでROMエミュレータ  を採用します。  設計開発方針は、以下とします。

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