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簡易電圧生成器

 デジタル電圧計を入手しました。



 USBやマイコンの電源くらいしか、測定する電圧を
 生成できる装置を持っていなかったので、12V
 前後で、どの位の精度なのかを調べる電圧生成器
 を考えました。

 回路は、以下。



 単電源OPアンプのLM358を、24VのACアダプタに
 接続して、20V近くまで電圧を連続可変できるよう
 にしてみました。

 左は、電圧バッファで、右は、非反転アンプ。
 非反転アンプで、直流電圧を2倍にします。

 可変抵抗器のトリマーを回すと、出力電圧が変わります。

 可変抵抗器の出力電圧が、5Vであれば、2倍の10Vが
 OPアンプの出力電圧と計算できます。

 欲しい電圧の半分を、可変抵抗器で与えると
 考えればよいでしょう。

 ブレッドボードで組み上げると、以下。



 ACアダプタは、スイッチング電源を使います。



 手持ちのスイッチング電源を利用しましたが
 乾電池の接続でも充分。

 24Vの電源では、LM358の出力電圧は、1.5Vほど
 低い値になるので、23V弱が最高出力になります。

 簡易電圧生成器に、バイポーラトランジスタやMOSFETを
 接続すると、簡易電源になります。



 必要な電源がないときや、逆電圧を与えて発振周波数を
 変化させる回路の試験に、便利です。

 半田付けすると、次のようになります。




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