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マクロ活用
spreadsheetのマクロを活用するのは、どんな場面かを
考えてみると、計算が必要な分野とグラフ表示があれば
と思える領域だと。
計算が必要で、さらにグラフの表示がある分野として
数学の曲線描画や物理の投擲が思い浮かびました。
放物線のような、数学と物理のどちらでも扱える
ような分野では、マクロを使って、パラメータを
変えると、図がどう変化するのかを観察すれば
よいと思います。
ピザの宅配のように、サイズやトッピングに
選択肢があるような計算においては、電卓を
使うようにspreadsheetを利用してもよいか
と考えます。
プレートサイズを選択して、トッピングを
各種選んで、小計を計算し、消費税を加算
すれば、内訳表を作成できます。
spreadsheetでは、編集や更新により自動で再計算
するので、マクロ作成までは不要かも知れません。
どのセルに何を入力する等を覚えていたくないと
考えると、マクロを作成する意味があります。
マクロはプログラムですが、今風の言葉で表現すると
スクリプト(記述)。
スクリプトは、手順を書いた記述です。
マクロ(スクリプト)は、手順をひとつの単語に
置き換えて扱うので、複数の手順で構成すると
覚えておけばよいでしょう。
自分がマクロを作成するときの基準は、以下。
- 繰り返し使うことがある
- 操作が5回以上必要である
- 忘れやすい操作である
マクロ作成には、フォームを用意して必要な情報を
チェックを入れるか否かで選択させる様にすると
扱いやすくなります。
フォームには、ボタンやテキスト入力を入れます。
時間やカウンタを使ったシミュレーションを扱うなら
ステップごとの動作やタイマーを利用します。
ステップごとにシミュレートするには専用ボタンを用意。
専用ボタンを用意して、ステップ動作を実現する場合
次のようなフォームを準備すればよいでしょう。
マクロを活用するのは、楽をしたいという
前提に立っていないと、Basicコードを作成
する意欲も湧きませんね。
ボタンクリックで、どういう操作があれば
よいのかを考えるのと、何がしたいのかを
みて、Basicコードに変換するのがマクロ
作成には大事。
マクロ作成は、活用目的を認識しないと
何をやっているのかが、わからなくなる
ことも多いので、注意しましょう。
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