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運用仕様

 音声合成LSIを利用するときに、どのような分野にて
 活用するのかを考えておきます。

 非常勤講師をしていた大学校では、ロボットの音声
 応答のために利用されていました。





 ロボットをつくるとなると、メカ部分を用意することに
 なるので、大規模になり過ぎます。Personal Computerや
 マイコンに接続して、動かすことにします。

 規模のちがいがあっても、コンピュータに接続すると
 割り切ってしまえば、掌にのる基板に実装すればよい
 と判断。

 半田付けした基板は、以下。



 基板に実装した部品の役割を簡単に説明します。

 2ピンヘッダ

  単3の電池4本を入れたバッテリーパックからの
  電源を供給します。

  バッテリーパックは、2次電池でもアルカリ電池の
  どちらでも利用できるものを使います。



  もうひとつある2ピンヘッダは、インピーダンスが8Ωの
  スピーカを接続します。



 3ピンヘッダ

  コンピュータのシリアルインタフェースを接続。
  3線式で、TxD、RxD、GNDを利用。

  使うケーブルは、以下。



 可変抵抗器

  スピーカのVolumeを10kΩの可変抵抗器で調整します。

  写真で、ドライバで回せるトリマーになっていると
  わかることと思います。

 8ピンDIPスイッチ

  音声合成LSIは、インタフェースとして次の3種類を
  利用できます。

  3種の中から1種を選択するので、2ピンが必要。
  8ピン中の2ピンのインタフェース選択に利用。

  内部EEPROMに入れた15メッセージを発音させられる
  仕様なので、メッセージを選択するために4ピンを
  割当ています。

  残った2ピンは、動作モードを指定するために
  使います。詳細は、別ページで説明。


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