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GUI設計
GUI(Graphic User Interface)を設計します。
必要な機能を列挙します。
- 終了
- 初期化
- シリアルポート指定
- パラメータ設定
- データ送信
各処理の概要を考えます。
終了
アプリケーションを終了できなければ
コンピュータの電源を落とせません。
ボタン「exit」用意し、終了させます。
英単語表記として、日本語、英語版OSを問わない
ようにします。
初期化
FPGAにパラメータを送信しているうちに、最初の
状態に戻したい場面が出てきます。
初期化ボタンのクリックで、マニュピュレータ
ロボットの姿(Shape)をデフォルトに戻します。
ボタンは、「init」とします。
シリアルポート指定
Windowsマシンのシリアルポートは、利用環境でCOM1からCOM9
のいずれかになります。どれでも対応できるように、ポート
の番号を1〜9で指定できるようにします。
また、ボタンを2つ用意し、オープン、クローズを
1クリックで操作できるようにします。
ポート番号は、数値増減コンポーネントを利用し
1〜9を指定します。
数値増減コンポーネントを使い、上限と下限を選択します。
範囲制限で、ロボットが可動範囲外まで、軸を回転しない
ようにします。
パラメータ設定
5軸を、次のように命名します。
- Grip
- Wrist
- Arm
- Elbow
- Waist
角度に相当する値を、数値増減コンポーネントを利用して
▲と▼をマウスクリックで選択できるようにします。
データ送信
5軸のパラメータを確定後、ボタンをクリックし
FPGAに情報を転送します。
ボタンは「send」とします。
その他
5軸のパラメータを送信する場合、以前に送信した
パラメータ値を確認したいこともあります。
送信履歴を表記します。
履歴は、コマンド、機体番号、パラメータをテキスト
ボックスに表示します。
履歴消去のため、ボタンを用意しますが
ボタンを「clear」とします。
FPGAボードは、機体番号(0〜5)をつけ、コマンドと
パラメータを受信するかどうかを決めています。
FPGAボードの機体番号を指定できるようにします。
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