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8ビットフィードバックタイプROMシーケンサ

 信号線が5本以上8本以下の場合、ROMシーケンサの出力ビットを
 16ビットにします。

 アドレスとデータは、次のように上位、下位で8ビットずつを
 担当させるレジスタを用意。





 アドレス、データは、電源投入でリセットできるレジスタで構成。





 ROMから出力されてくる情報を、アドレス、データにわけて
 記憶するために、2つのクロックを使います。

 2つのクロックを生成する回路は、カウンタとエンコーダ
 を使えば、実現可能。




 ROMは、1アドレスに8ビットなので、16ビットを扱うには
 2アドレスが必要。アドレスA0を、データの記憶時には0
 アドレスの記憶時には1とするため、SRラッチを利用。




 ROMに接続する回路が揃ったので、まとめます。



 クロックジェネレータは、CMOSのカウンタが確実に
 動作する周波数で考えると、1MHzくらいが妥当
 でしょう。

 このROMシーケンサで利用している制御回路は、次の
 シーケンスを実行しています。
  1. ROMのアドレスA0を0にする
  2. ROMに信号情報を出力させ、レジスタに記憶
  3. ROMのアドレスA0を1にする
  4. ROMにアドレス情報を出力させ、レジスタに記憶
  5. 最初にもどる
 ROMのアドレスA0には、SRラッチを接続し  出力の反転を使って0、1を出力します。  カウンタICには、レジスタのラッチトリガーを出力する  とともに、ROMのアドレスA0を変更を担当させました。  外部信号を利用し、シーケンサの動作を変える  こともできます。回路は、以下。

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