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1ビット情報サンプラー
ROMシーケンサに、Dタイプのフリップフロップを接続すると
1ビットの情報をサンプルできます。
ROMシーケンサから、TRGにパルスを与えてsignalの1ビット
情報を記憶。任意のタイミングで、LEDに論理情報を反映する
ことが可能に。
ROMシーケンサの出力を8ビットとし、上位4ビットに
次のアドレス、下位に信号値を使う場合でシーケンサを
組むと、以下。TRGをLSBに、ENAを1ビットとします。
- address=0000 // next=0001 data=0000 (ENA='0' TRG='0')
- address=0001 // next=0010 data=0001 (ENA='0' TRG='1')
- address=0010 // next=0011 data=0000 (ENA='0' TRG='0')
- address=0011 // next=0100 data=0010 (ENA='1' TRG='0')
- address=0100 // next=0101 data=0010 (ENA='1' TRG='0')
- address=0101 // next=0110 data=0000 (ENA='0' TRG='0')
- address=0110 // next=0000 data=0000 (ENA='0' TRG='0')
signalが'1'という状態になると、LEDが点滅するので
論理値が'0'ではないと判読できます。
夜になると'1'を出力するセンサーユニットがあれば
夜間点滅器を実現でき、防犯装置として使えるかも
知れません。
暗くなると抵抗値が大きくなるCdSのようなデバイスを
使えば、上の回路が夜間点滅器そのものになります。
Dタイプのフリップフロップの個数を増やして
4個程度の別々のセンサーを接続すると、家屋
のドア、窓の開閉状態をモニターする装置実現
ができます。
情報として'1'ではなく'0'を使いたいときには
QではなくQの否定を接続します。
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