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設計メモ

 2台の家電品の電源を操作するため、養護学校のN先生と
 メール交換しながら設計を進めました。

 設計ノートに書き付けたメモを見て、システムとして
 まとめていく過程を残しておきます。



使うスイッチ

 納品先の養護学校で使うことが最も多いのが「ビックマック」と  呼ばれる音声も出力できるスイッチでした。  スイッチと装置のインタフェースは、モノフォンジャックと  プラグとするのが、この類のユニットの定番だとか。  3.5mmφというサイズもわかりました。  スイッチは接点を利用した以下のどちらかの様。  スイッチはモーメンタリ、オルタネートのどちらか  不明なので、基板上にDIPスイッチを用意して双方に  対応できるようにします。  回路としては、Dフリップフロップ、発振器、ヒステリシス  を持ったインバータを用意しました。  回路図は、以下。  「スイッチボックス」には、2つのジャックを用意して  スイッチと接続することにします。  モノフォンジャックで充分ですが、拡張性を考えて  ステレオフォンジャックを利用。

使う家電品

 養護学校では、どんな家電品の電源を操作しているのか  聞いてみると、以下の回答がありました。  クリスマスツリー  スタンドライト(電球)  CDラジカセ  最大電力として10W程度として、200Wまで  対応できるSSR(Solid State Relay)を使えばよい  と判断。  SSRは、次のキットを使うことに。  2つの家電品の電源を操作するので、SSRキットは2個  用意して対応します。

利用環境

 養護学校から送られてきた写真で、「スイッチボックス」を  利用する環境の例を理解しておきます。  CDラジカセの電源操作  LEDイルミネーションの電源操作  電源の操作ができるだけで、こんな笑顔を見せるようになったとか。  「スイッチボックス」の利用環境から、筐体に関わることをメモ  しておきました。  以上を勘案して、前面を次のように決めました。  「スイッチボックス」の使う側が、親しみを持てるように  色、サイズを変えて、プラスチック製のタッパーを活用と  しました。

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