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作製動機

 2015年9月の北海道ハムフェア会場で、アマチュア無線の知人
 であるFさんから、こんな相談をうけました。

 肢体不自由な人が、AC100Vの家電品の電源を操作するリレーを
 必要としています。養護学校の先生からの依頼で、部品代金を
 出すので作製して貰えないかと打診がありました。

 このときは1台だけというので、Fさんが作製して納品。
 この家電品の電源を操作するリレーを入れた装置は
 「スイッチボックス」と命名されました。

 時は流れて、2017年1月に養護学校から6台の追加発注が舞込み
 本業の傍らで、Fさんが作製できる数ではないとmailing listに
 作製代行募集が流れます。

 北海道ハムフェアの会場で、相談を受けた側として
 自分が考える「スイッチボックス」の実現にとって
 またとない機会と考えて、手を挙げました。

 自分が理想とする「スイッチボックス」は、2個のスイッチを
 利用し、2台の家電品を独立して操作できるモノ。

 次の「スイッチボックス」を作るのが目標となりました。

 前面




  中央にAC100Vと接続していることを示すモニタLEDを配置し
  左右には、ACアウトレットの通電を表示する緑、赤LEDを
  用意。


 背面




  漏電や火災を防止するためヒューズをつけておきます。

 2015年9月に考えていた「スイッチボックス」の
 イメージは以下。



 実際に作製してみると、随分と変わっています。


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