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ウィンドウマネージャ設定
GUIを所有するシステムの場合、ウィンドウを扱うことが
必要になります。
ウィンドウの表示位置は、OS側で決定して貰えますが
その他の仕様を細かく指定できた方が便利でしょう。
今回は、以下の項目を設定しました。
- ウィンドウのサイズ(縦、横のピクセル数)
- タイトルバーの文字列
- 最大化ボタンの無効化
Tcl/Tkでは、ウィンドウマネージャはトップレベルでの
指定が可能なので、ルートクラスの「.」を利用して
オブジェクトを扱います。
サイズ指定
システムを初期化するために利用するコマンド
「configure」を利用して、ウィンドウサイズを
指定します。
ルートクラスの「.」に対しての設定ですから
幅(width)と高さ(height)をパラメータで指定します。
. configure -width 350 -height 250
タイトルバー文字列
ルートクラスの「.」で、ウィンドウサイズを
確定したなら、そのウィンドウに関する操作は
wm(window manager)が一括して担当します。
タイトルバーに表示する文字列を指定するので
wmのもつメソッドを利用して、文字列を設定と
考えれば充分。以下とします。
wm title . "Profiler Controller <COSMO Technical Laboratry>"
wm(window manager)がもつtitleメソッドを
ルートクラスの「.」に適用すると考えます。
最大化ボタンの無効化
wm(window manager)がもつresizableメソッドを
ルートクラスの「.」に適用します。
最大化、最小化のどちらも無効化した方が
予期しない操作にも対応できると考えて
どちらも抑止しておきます。
wm resizable . 0 0
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