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論理積をつくる

 ダイオードと抵抗を利用して、論理演算の中の
 論理積をつくることができます。

 回路は、以下。



 動作は、以下。

 IN_1、IN_2の両方に、電源電圧に近い電圧を与えると
 電源VccからIN_1、IN_2に電流が流れなくなります。
 OUT_Xの電圧は、電源電圧に近くなります。

 論理値は、1か0で表現して、電圧の高い方を1にすると
 論理積は、次の真理値表を実現する回路になります。




 真理値表は、左に入力を書き、右に出力を書くことで
 どういう動作をするのかを表現しています。

 マルチメータのような、測定器を使わないで論理積を
 表現する回路は、以下。




 2つの入力に1(電源電圧)を与えたときに
 LEDが点灯するので、回路の動作がわかります。

 ブレッドボードに、部品を挿し込んで、回路の
 動作を確認してみます。

 電池

  電池ボックスに単3を2本入れます。



 電池接続

  橙、黒のワイヤーを使って、電池ボックスと
  ブレッドボードの+−をつなぎます。



 論理積を組上げ

  抵抗、ダイオードを、ブレッドボードに挿し込み。



 LED表示器組上げ

  抵抗、LED、トランジスタを、ブレッドボードに挿し込み。



 論理積ブロックとLED表示器ブロックをつなぐ

  トランジスタのベースにある100Ωと論理積の
  出力にあたるダイオードのアノードをつなぎます。



 ダイオードのカソードから、それぞれワイヤーを
 出して、VccかGNDに接続して、LEDが点灯するとき
 の組合わせを確かめます。




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