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夜間点滅器をつくる

 夜になったら、ランプを点滅する装置は
 防犯に役立ちます。

 回路は、簡単で以下。



 CdSは、入ってくる光の量で、抵抗値が変わります。

 抵抗値が大きくなったときに、トランジスタQ1が
 コレクタからエミッタに電流を流します。これで
 トランジスタQ2に接続したLEDを点灯しています。

 CdSとトランジスタQ1を組み合わせた回路は
 ブレッドボードで、次のようになります。




 トランジスタQ1のコレクタ電圧は、LEDを点灯して
 いる間に、2つのキャパシタに電荷が貯まってきて
 やがて、電源電圧と近くになって、トランジスタQ2
 から電流を流せなくなります。

 トランジスタQ2のベースから、電流を吸い取れなく
 なると、Q2のエミッタからコレクタに電流が流れず
 LEDは、消灯します。

 トランジスタQ1は、コレクタからエミッタに向けて
 常に電流を流しているので、キャパシタからは電荷
 を吸い出しています。キャパシタに入っている電荷
 が少なくなってくると、再び、トランジスタQ2は
 エミッタからコレクタに電流を流すようになります。

 この動作を繰り返して、LEDが点滅します。

 ブレッドボードに、回路を組み上げていきましょう。

 電池

  電池ボックスに単3を2本入れます。



 電池接続

  橙、黒のワイヤーを使って、電池ボックスと
  ブレッドボードの+−をつなぎます。



 トランジスタ回路組上げ

  抵抗、トランジスタ、キャパシタを、ワイヤーを使って組み上げ。



  使うトランジスタは、型番を見て、左からECBとなっていると
  しています。

 LEDブロック組上げ

  抵抗、LEDを、ワイヤーを使って組み上げ。



 トランジスタ回路とLEDブロック接続

  トランジスタQ2のコレクタとLEDの電流制限抵抗をつなぎます。



 赤色LED、緑色LEDは、乾電池2本で動きますが
 白色LED、青色LEDは、乾電池3本にして動かし
 ます。

 白色LED、青色LEDは、電圧が3Vより大きくないと
 動けない性質があるので、区別が必要です。


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