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LED点滅

 LEDを点滅する回路は、以下。



 使う部品は、以下。

 これらは、すでに用意してあるので、回路の
 動作を理解しておきましょう。

 回路動作は、シーソーと同じで左右にある
 キャパシタに、電荷を蓄積、電荷を放出と
 いう操作を繰り返します。

 回路で見ると、左右は同じ組み合わせです。

 ブレッドボードに部品を配置していきます。

 電池

  電池ボックスに単3を2本入れます。



  電源電圧は、3V前後。

 電源接続

  橙、黒のワイヤーを使って、電池ボックスと
  ブレッドボードの+−をつなぎます。



 抵抗配置

  10kΩとの100Ωの抵抗を配置。



 キャパシタ配置

  220uFのアルミ電解キャパシタを配置。



 トランジスタ配置

  NPNタイプのトランジスタを配置。



 LED配置

  赤色のLEDを配置。



 LED、抵抗、トランジスタ接続

  トランジスタのコレクタは、3本足の真ん中。
  トランジスタのベースは、図では3本足の左。
  LEDのカソード側をトランジスタのベースとつなぎます。
  LEDは、アノード側を抵抗とつなぎます。



 キャパシタ、抵抗、トランジスタ接続

  トランジスタのコレクタとキャパシタの+側をつなぎます。
  キャパシタの−側と抵抗をつなぎます。



 抵抗、電源の+側接続

  電源の+側は、赤ワイヤーでブレッドボードを縦につなぎます。



 抵抗、キャパシタ、LED、トランジスタをもう1組接続

  左と同じように、右にも部品を配置して、つなぎます。



 トランジスタと電源−側接続

  トランジスタのエミッタと電源の−側を、つなぎます。



 トランジスタのベース接続

  トランジスタのコレクタとエミッタをたすぎがけで、つなぎます。



 国産の小信号トランジスタは、型番をみて
 左からECB(エクボ)になっています。



 USA、欧州の小信号トランジスタは、回路図通りに中央がベースに
 なっているのが多いです。
 国内で入手できる2N3904、2N3906や中華のデバイスは、ベースが
 中央というのは、覚えておくとよいでしょう。

 見えない電気の流れは、身近にある遊具に
 おきかえて理解できます。

 点滅回路は、シーソーを思い浮かべるとよいでしょう。



 点滅回路は、次の原理で理解できます。

 水を、上から下に常に流していると、バケツに
 水が溜まることで、シーソーをどちらかに傾ける
 動作を繰り返します。

 図解すると、以下。



 バケツの役目をしているのが、キャパシタであり
 トランジスタは、床にある石に相当します。


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