CPLD、FPGAの内部回路を記述するには、HDL(Hardware Description Language)を 利用します。 HDLには、VHDLとVerilogHDLがあります。SystemCやSpecCのようにC/C++を ベースとした言語もありますが、細かく回路情報を入れたい場合、はやり VHDLかVerilogHDLを利用すべきでしょう。 自分の場合は、最初VerilogHDLで勉強を始めましたが、ここ10年ほどはVHDL で回路情報を記述しています。 VHDLの場合、仕様が厳密に規定されているので、曖昧な部分が少なく、記述に より回路がどう実現されるのかが、ほぼわかるからです。 以降の章では、VHDLで内容を記述します。