JTAG接続
FPGA/CPLDの実装された基板に、BITあるいはMCSファイル
の内容を転送するには、JTAGケーブルを利用します。
JTAGは、ジェイタグと発音します。
Joint Test Action Groupの略ですが、集積回路や基板検査
デバッグ等に使われます。
シリアルにデータをチップに出し入れします。
数珠繋ぎで、チップを接続できるので、狙ったチップに
指定のデータを出し入れできます。
このシリアルのデータ転送や数珠繋ぎの処理を
バウンダリスキャンと呼びます。
信号線は、以下が定義されています。
- TDI (Test Data In)
- TDO (Test Data Out)
- TCK (Test Clock)
- TMS (Test Mode Select)
- TRST (Test Reset) optional.
これらの信号線のうち、TRSTは殆ど利用しません。
XilinxのJTAGケーブルは、電源を含めて6本の
ワイヤーで構成しています。
信号線の色は、次のように決めています。
- Vref (red)
- GND (black)
- TDI (white)
- TDO (violet)
- TCK (yellow)
- TMS (green)
実際のボードでは、次のように接続します。
基板上に1〜6のピン番号と接続信号が
記されているので、よく確認しておきます。
PC上のISEWebPackからファイルをダウンロードするには
次のように接続します。
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